日本の行事 年中行事

暑中見舞い

カテゴリ : 7月 (文月) , , 年中行事  タグ :

暑中見舞いは、年賀状のように季節の挨拶状のひとつです。
「暑中見舞い」の「暑中」とは二十四節季の最も暑い頃とされる「大暑」の期間のことで、これが7/20前後の「梅雨明け」から「立秋(8/7)の前日」までにあたります。なのでこの期間に「暑中見舞い」を送ります。

暑中見舞いに書く文章のポイントは、

  1. 暑さの厳しい夏の盛りに相手を見舞い気遣う言葉
  2. 自分の近況や様子を知らせるもの(日頃顔を合わせていない人には、無沙汰を詫びる言葉なども)
  3. 相手の健康を祈る言葉

の3つです。「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は必要ありません。



書中見舞いの基本的な書き方
オーソドックスな文例

  1. 1.「暑中お見舞い申し上げます」などの季節の挨拶から書き出します
  2. 2.「暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか」など相手の安否をたずねます
  3. 3.「私は元気で過ごしております」など自身の近況を伝え
  4. 4.「暑いので体に気をつけて下さい」などの相手の無事を祈る言葉を添えます
  5. 5.最後に日付を書いて終わりです

日付は「○年○月」のみや「○年 盛夏」とすることも多いです。
大切な人に暑さをねぎらう暑中見舞いを送ってみてはいかがでしょう?

ページ先頭へ