スイカの原産国は南アフリカで、日本に届いたのは14〜15世紀とされています。「西瓜」は中国から伝わった名前で、「サイカ」という音で伝わったものがスイカに変化したようです。
夏の果物となったのは、明治以降のことで、江戸時代は果肉に穴をあけて砂糖を入れてしばらく置いたものを食べたり、果肉を砂糖煮にしたり、皮部分は煮たり漬物にしたり、種は炒ったりして食べていたことが「本朝食鑑」に記されています。
おいしいスイカの見分け方
スイカにはカリウムが多く含まれ、利尿作用や血圧低下作用が期待できることから、昔から肝臓病、心臓病、高血圧、妊娠中のむくみなどに良いといわれています。