日本の行事 年中行事


このカテゴリページでは、夏の時期に行われる日本の年中行事や、伝統行事などを紹介しています。年中行事には、地域により内容が異なるものがあります。地域特有の作法などご存知の方は、ぜひご紹介下さい。

七夕

カテゴリ : 7月 (文月) , , 年中行事  タグ :

7月7日。「七夕の節句」「七夕祭り」「たなばた」
短冊に願い事を書いて笹竹に吊して、供え物をします。そして翌日に七夕笹を川や海へ流す習わしがあります。
7日の夜に、天の川の両岸で鷲座の彦星と琴座の織姫が1年に1度逢うという伝説があり、それにちなんで裁縫、手芸、琴の上達を祈願したり、豊作を祈願してお供え物をする中国の行事と、日本独自の「形代流し」の習俗と合わさって日本の七夕祭りとなりました。七夕は古来、日本では「しちせき」と呼んでいたようです。

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山開き

カテゴリ : 7月 (文月) , , 年中行事  タグ :

山開きは、その年初めて山登りが許される日です。
富士山では登山の安全を祈る儀式、開山祭が行われ、7月1日に山開きとなります。(9月7日に閉山祭が行われます)

昔、山は神聖な場所と考えられ、僧侶や修験者などしか登ることが出来ませんでしたが、信仰行事のため一般の人々にも入山を許可したのが、山開きの始まりと言われています。

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梅雨

カテゴリ : 6月 (水無月) , , 日本の四季 , 風土・自然  タグ :

梅の実が熟す季節の雨なので「つゆ」を梅の雨と書きます。

6月頃の長雨の時期、またその時期に降る長雨を梅雨といいます。
北海道にはこの梅雨はありません。
この時期、日本付近に東西に長くのびた梅雨前線が形成されて停滞する気圧配置のためにこのような天候になります。

梅雨に入ることを「梅雨入り」または「入梅」といい、暦の上では芒種(ほうしゆ)のあとの壬(みずのえ)の日と決められていますが、実際はこの通りではなく五月下旬から六月上旬ころです。
梅雨が終わるこをまた、「梅雨明け」または「出梅」といい、暦の上では陰暦では夏至のあとの庚(かのえ)の日。実際には七月中旬ころです。

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夏越大祓

カテゴリ : 6月 (水無月) , , 年中行事  タグ :

夏越大祓(なごしのおおはらえ)は旧暦の6月晦日に行われます。
12月の晦日の「年越・としこし」に対して「夏越・なごし」と呼ばれます。
6月と12月は夏と秋、冬と春が入れ替わる「物忌みの日」と考えられ、罪やけがれを祓うために茅の輪をくぐる風習が各地に残る日本古来の行事です。

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夏至の日

カテゴリ : 6月 (水無月) , , 年中行事  タグ :

6月21日は夏至です。夏至は1年の中で昼間が最も長く、夜が最も短い日です。夏至の日に特別何かをする、というような風習は無いようです。

夏至に関連して、「半夏生(はんげしょう)」という雑節があります。
元々は夏至から数えて11日目の日でしたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する時となっています。(半夏生は7月2日頃です)

スウェーデンやフィンランドなど北欧の地域では、夏至祭と言ってこの日は盛大なお祭りが催されています。日本でも夏至祭が行われている地域があるようです。

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