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打ち水

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打ち水は江戸時代から続く庶民の知恵で、道に水をまくことによって涼をとります。また、単に涼をとるだけでなく、場を清め来客との関係を円満にしたいという願いがこめられています。

最近では地球温暖化対策の観点から打ち水が見直され、各地で大勢の人が同時に打ち水をすることで地球を冷まそうという「打ち水大作戦」というムーブメントがあります。
実施後、その地域の気温が2度近く下がったりと打ち水の効果が実証されています。

余談ですが水田のある地域と、ない地域では同じ気候条件でも気温に差がある事がわかっています。水が地球を冷ましてくれるんですね。



打ち水の仕方
使用する水は水道水でも構わないですが、お風呂の残り湯などを使うとさらにエコロジー。
木桶から水をひしゃくですくって路面にまくととても風情がありますが、水を入れる容器は何でもかまいません。ひしゃくが無ければ手でまいたり、じょうろや、ペットボトルに水をためて路面にまくのもいいでしょう。
まくときは通行人の迷惑にならないように気を付けて下さい。

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