日本の行事 年中行事

6月 (水無月)
このカテゴリページでは、6月に行われる日本の年中行事や、伝統行事などを紹介しています。年中行事には、地域により内容が異なるものがあります。地域特有の作法などご存知の方は、ぜひご紹介下さい。

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梅は生で食べると毒性が強いので加工しなければ食べられません。
6月初旬から中旬にかけて収穫された梅を酒で洗い塩漬けにすると梅酢ができます。
梅雨が明けたら、梅酢から梅を採りだし三日三晩日に干します。干しきるとこれが「梅干し」です。食べられない毒の実がアルカリ性食品の健康食品となります。

梅の実が熟す季節の雨なので、つゆを梅の雨「梅雨」と書きます。

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梅雨

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梅の実が熟す季節の雨なので「つゆ」を梅の雨と書きます。

6月頃の長雨の時期、またその時期に降る長雨を梅雨といいます。
北海道にはこの梅雨はありません。
この時期、日本付近に東西に長くのびた梅雨前線が形成されて停滞する気圧配置のためにこのような天候になります。

梅雨に入ることを「梅雨入り」または「入梅」といい、暦の上では芒種(ほうしゆ)のあとの壬(みずのえ)の日と決められていますが、実際はこの通りではなく五月下旬から六月上旬ころです。
梅雨が終わるこをまた、「梅雨明け」または「出梅」といい、暦の上では陰暦では夏至のあとの庚(かのえ)の日。実際には七月中旬ころです。

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水無月

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夏越大祓の日に食べるお菓子で、氷に見立てた三角に切った白ういろうに小豆をのせた和菓子です。
食べることで邪気を払う意味があります。
夏の厄よけには氷を供えて、氷を食べる風習があります。
そのために水無月も氷を見立てたお菓子になっています。

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夏越大祓

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夏越大祓(なごしのおおはらえ)は旧暦の6月晦日に行われます。
12月の晦日の「年越・としこし」に対して「夏越・なごし」と呼ばれます。
6月と12月は夏と秋、冬と春が入れ替わる「物忌みの日」と考えられ、罪やけがれを祓うために茅の輪をくぐる風習が各地に残る日本古来の行事です。

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夏至の日

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6月21日は夏至です。夏至は1年の中で昼間が最も長く、夜が最も短い日です。夏至の日に特別何かをする、というような風習は無いようです。

夏至に関連して、「半夏生(はんげしょう)」という雑節があります。
元々は夏至から数えて11日目の日でしたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する時となっています。(半夏生は7月2日頃です)

スウェーデンやフィンランドなど北欧の地域では、夏至祭と言ってこの日は盛大なお祭りが催されています。日本でも夏至祭が行われている地域があるようです。

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