日本の風情
このカテゴリでは、日本の風情ある催しや風物詩などを取り上げて紹介します。
風鈴
釣り鐘型の小さな鈴で、ぶら下がる短冊が風に揺れてなる風鈴。風鐸(ふうたく)や、鉄馬(てつば)ともいいます。
風鈴には、鉄製の「南部風鈴」、ガラス製で丸形の「江戸風鈴」、瀬戸の焼き物でつくった「瀬戸風鈴」など750種類もあります。
梅
カテゴリ : 6月 (水無月) , 日本の風情 , 風物詩 タグ : 食べ物
梅は生で食べると毒性が強いので加工しなければ食べられません。6月初旬から中旬にかけて収穫された梅を酒で洗い塩漬けにすると梅酢ができます。
梅雨が明けたら、梅酢から梅を採りだし三日三晩日に干します。干しきるとこれが「梅干し」です。食べられない毒の実がアルカリ性食品の健康食品となります。
梅の実が熟す季節の雨なので、つゆを梅の雨「梅雨」と書きます。
水無月
カテゴリ : 6月 (水無月) , 料理・食品 , 日本の風情 タグ : 和菓子
夏越大祓の日に食べるお菓子で、氷に見立てた三角に切った白ういろうに小豆をのせた和菓子です。
食べることで邪気を払う意味があります。
夏の厄よけには氷を供えて、氷を食べる風習があります。
そのために水無月も氷を見立てたお菓子になっています。
菖蒲
カテゴリ : 5月 (皐月) , 文化 , 日本の風情 タグ : 端午の節句
菖蒲(しょうぶ)は、厄除けとして軒先に飾り、薬草として利用します。
5月5日の端午の節句の日に、菖蒲(しょうぶ)の根や葉を入れて沸かすお風呂のことを、菖蒲湯と言い、入浴することで邪気を払うとされます。
また端午の節句の日に、菖蒲を酒にひたす「菖蒲酒」が飲まれます。
しょうぶは、「尚武」「勝負」に通じ、強くたくましく成長します。